BPEL プロセスでのリファクタリング
関連項目
BPEL ソースファイルのリファクタリングは、IDE のリファクタリング規則に従い、下流リファクタリングを含んでいます。下流リファクタリングは、.xsd ファイルと .wsdl ファイルに適用された変更が、対応する BPEL ファイルに反映されることを意味しています。一定の制限はありますが、リファクタリングは BPEL ファイル内でも機能します。たとえば「名前を変更」コマンドを使用して変数名を変更しようとすると、BPEL デザイナーはその変数がビジネスプロセス内で使用されているすべての状況を検出し、それぞれの状況で変数名を変更するよう提案します。
BPEL ファイルのポップアップメニュー、図、プロパティーシート、ナビゲータのいずれにも明示的なリファクタリングコマンドが存在しません。ただし、図またはプロパティーシート内で変数、相互関係セット、およびパートナーリンクの名前を変更すると、暗黙のリファクタリングが機能します。
.xsd ファイルと .wsdl ファイルのダウンストリームのリファクタリングは、XML エディタおよび WSDL エディタのポップアップメニューを使用して明示的に起動されます。
使用状況の検索
「使用状況を検索」コマンドを使用して、ある要素がそれに関連する .xsd、.wsdl、および .bpel ファイル内で使用されている場所を特定できます。
ある要素の BPEL プロジェクトで使用されている場所を検索するには、次の手順に従います。
- XML スキーマエディタのスキーマビュー、または WSDL エディタの WSDL ビューで、要素を右クリックし、「使用状況を検索」を選択します。
IDE の下部に「XML 使用状況」ウィンドウが表示されます。
- このウィンドウの左側の部分には、使用状況が論理ツリーとして表示されます。要素のソースへ進むには、ツリー内でその要素をダブルクリックします。「XML 使用状況」ウィンドウの右側の部分には、プロジェクト全体での要素の使用状況が表示されます。
名前の変更
「名前を変更」操作を 1 回だけ行うことにより、元のファイルのダウンストリームにある関連するすべての XSD、WSDL、および BPEL ファイル内で、ある要素の名前を一括変更できます。
プロジェクト全体に渡って要素の名前を変更するには、次の手順に従います。
- XML スキーマエディタ のスキーマビュー、または WSDL エディタの WSDL ビューで、名前を変更する要素を右クリックし、「リファクタリング」>「名前を変更」を選択します。
- 要素の新しい名前を入力して「すべての変更をプレビュー」チェックボックスを選択したままにし、実際に名前を変更する前にすべての変更の事前確認と調整を行います。
- 「次へ」をクリックします。
- 「XML 使用状況」ウィンドウで、ツリービューに表示された使用個所を確認し、名前を変更しない個所のチェックボックスを選択解除します。
- 「リファクタリングを実行」をクリックし、選択した要素の名前を変更します。
前回の「名前を変更」操作を元に戻すこともできます。
要素の安全な削除
要素を参照ファイルから削除すると、プロセス全体が停止する場合があります。「安全な削除」オプションを使用すると、要素を実際に削除する前に、要素の参照の有無を確認できます。
要素を安全に削除するには、次の手順に従います。
- XML スキーマエディタ のスキーマビュー、または WSDL エディタの WSDL ビューで、削除する要素を右クリックし、「リファクタリング」>「安全な削除」を選択します。
- 「安全な削除」ダイアログで、削除する要素が正しく選択されているかどうかを確認し、「すべての変更をプレビュー」チェックボックスを選択したままにして、実際に削除する前に、すべての削除個所の事前確認を行います。
- 「次へ」をクリックします。
- 次のいずれかを選択します。
- 削除する要素がほかの要素から参照されている場合は、通知ウィンドウが表示されます。削除処理を進めるには、このウィンドウで「次へ」をクリックします。
- 要素が参照されていない場合、通知は表示されません。その要素は、削除できます。
- 「XML 使用状況」ウィンドウの左側の部分に、その要素の使用状況ツリーが表示されます。
- 「リファクタリングを実行」をクリックし、その要素を削除します。
参照されている要素を削除したあとで、前回の「安全な削除」操作を取り消すことができます。
- その要素への参照は BPEL ファイルから削除されません。したがって、BPEL ファイル内で参照されている要素を削除するときは慎重に行なってください。
- 関連項目
- 変数の作成
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